台湾人に倣ってマイボトルを携帯することが増えた。気候の暖かさに加え、タピオカドリンクの発祥地でカフェ文化も根付く台湾では、飲料を購入することが多い。一方で、プラスチックごみによる海洋汚染が問題になっており、マイボトルの持参が身近なエコ活動の1つとなっている。
かねて道端や登山道で無料で水や茶を提供していた「奉茶」の風習が現在に受け継がれているのもありがたい。現地紙によると、現在では商店や企業など全域でおよそ6,000台の奉茶用サーバーが設置されているらしい。この古くからの風習が、環境保護としての役割も担っている。
マイボトルのみならず、セルフ式レストラン「自助餐」では容器や箸を持参する人も時折見かける。政府や企業が行う取り組みだけでなく、個人でできることも多い。今一度生活を見直してみよう。(晶)
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