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世界年金制度評価、NZ10位で豪は4位

ニュージーランド(NZ)は今年、世界の年金制度評価で100点中68.3点のBランクと、昨年の8位から順位を2つ下げて10位だったことが、米コンサルティング大手マーサーによる報告書で明らかになった。一方、オーストラリアは評点74.2で、昨年から順位を一つ落としたものの4位の評価を受けた。日本は、48.5点で韓国やマレーシアを下回った。NZヘラルドなどが伝えた。

マーサーは世界39カ国の年金制度を対象に「適性」、「持続可能性」、「整合性」を調査。NZは「整合性」が82.9点と高得点だった一方、「適性」が63.8点、「持続可能性」は62.9点にとどまった。オランダとデンマークは1~2位となった。

マーサーによるとBランクは、年金制度そのものは健全だが改善の余地がある場合に該当する。NZの確定拠出年金「キウイセーバー」について報告書は、掛金率を引き上げ、ある程度まとまった受給額にするための改善が必要と警鐘を鳴らしている。

マーサーNZのルイントン最高経営責任者(CEO)は、ランクの後退は残念だとしながらも、現状のような経済情勢の中で掛金率を上げるなどの変更は難しいとの見解を示した。

■拠出率で豪と上位国が差

マーサーのシニアパートナーで調査を率いたノックス氏は、オランダなどの上位国は退職年金への給与からの拠出率が高いとし、オーストラリアよりも評点が高くなった背景を説明した。

ノックス氏はまた、世界全体の評価として、新型コロナウイルス感染症の流行により、ほとんどの国で退職年金掛金が減少し、投資収益率の低下や政府負債の増加がみられたと指摘し、退職年金制度への影響を回避することは難しいと述べた。


関連国・地域: オーストラリアニュージーランド日本
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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