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労保基金、1Q運用は757億元の赤字

台湾労働部(労働省)労働基金運用局によると、雇用主と労働者、政府がそれぞれ拠出する労働者保険基金(労工保険基金)の2020年第1四半期(1~3月)の収支は、757億7,000万台湾元(約2,720億円)の赤字となった。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う世界的な金融市場の変動が響いた。19日付経済日報が伝えた。

労働者保険基金の第1四半期の収益率はマイナス10.33。前年同月から16.16ポイント、前月から6.86ポイントそれぞれ下げた。

労働部は「今年は労働者保険基金の運用が難しい」として、通年でも赤字となる可能性を示した。

19年の収支は218億5,500万元の赤字。このうち保険収入は4,008億100万元、各種給付に伴う支出は4,226億5,600万元だった。収支は17年に初めて赤字に転落して以降、3年連続で支出が収入を上回った。

昨年は、安定的な金融市場を背景に、898億1,000万元の運用益を出して本体の赤字を一部補ったものの、今年は運用損を計上すれば基金収支がさらに悪化することになる。

■来年も200億元補填へ

労働部の許銘春部長(労働相)は18日、21年度も政府予算から労働者保険基金に200億元を補填(ほてん)する方針を示した。基金の運用難などで収支の悪化が続くと判断した。

労働者保険基金は、今年度の予算でも200億元を補填していた。ただ、基礎的な財務状況が悪化する中で、政府による財政補填が常態化するとの懸念も出ている。


関連国・地域: 台湾
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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