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宝山鋼鉄の19年本決算、42%減益

中国最大の鉄鋼メーカー、中国宝武鋼鉄集団(上海市、宝武集団)傘下で、上海上場の宝山鋼鉄が28日発表した2019年12月期本決算は、純利益が前年比42.1%減の124億2,300万元(約1,900億円)だった。中国自動車市場の不振や鉄鉱石の価格高騰が影響した。

売上高は2,915億9,400万元で4.4%減少した。本業のもうけを表す営業利益は155億1,500万元で44.5%減だった。一方で19年のコスト削減額は通年目標の22億8,000万元を大きく上回る54億3,000万元となった。

19年の鉄鋼製品生産量は0.3%増の4,687万トン。輸出量は362万1,000トンだった。

■1~3月期は44%減益

同日発表した20年第1四半期(1~3月)決算は、純利益が43.6%減の15億3,600万元、売上高が8.3%減の599億7,300万元だった。新型コロナウイルスの感染拡大による春節(旧正月)明けの操業再開延期などにより国内の鋼材需要が大きく減少し、業績を圧迫した。

1~3月の生産量は、鉄が1,110万1,000トン、鋼が1,179万9,000トン。ビレットの販売量は1,058万7,000トンで、主要製品別に見た内訳は薄鋼板(薄板)が951万トン、管材が43万トンなどだった。

宝山鋼鉄は新型コロナの世界的な流行による影響が鉄鋼業界を直撃すると指摘し、第2四半期(4~6月)の中国鉄鋼市場の需要と鋼材価格に下押し圧力がかかると予測。上半期(1~6月)の純利益は前年同期を大幅に下回るとの見通しを示している。


関連国・地域: 中国-上海
関連業種: 自動車・二輪車鉄鋼・金属マクロ・統計・その他経済

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