• 印刷する

テイクオフ:1人の大蔵省(現財務省…

1人の大蔵省(現財務省)元官僚が昨年9月、鬼籍に入った。バブル崩壊後の1995年、銀行局長として兵庫銀行などの破綻処理に当たった西村吉正さん。銀行は一行もつぶさないとする日本の「護送船団方式」が時代遅れとなり、米国流市場原理主義にかじを切る大転換の時でもあった。

今月に訪れた韓国・ソウルは、外国語映画で初の米アカデミー作品賞に輝いた「パラサイト」の話題で持ちきりだった。お会いした、亜洲経済新聞を発行する亜洲ニュースコーポレーションのトップは「格差社会の韓国の象徴ですよ」と語った。

その言葉で、95年当時に大蔵省担当だった自分への西村さんのつぶやきを思い出した。「(護送船団方式って)そんなに悪いものかね」。今思えば、市場原理主義の暴走を懸念していたのだろうか。真冬としては暖かかったソウルで久しぶりに元官僚のことを考えた。(山)


関連国・地域: 韓国日本米国
関連業種: 社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

日系企業に退避の動き拡大 事業継続、一部残留や遠隔で(04/06)

東南アが相次ぎコメ輸出規制 コロナで自国分確保、タイは卵も(04/06)

テイクオフ:ジャカルタから日本に向…(04/06)

コロナが新車販売押し上げ 3月は15%増の3.7万台(04/06)

スズキといすゞも工場停止 需要減や感染懸念、新型コロナで(04/06)

【書籍ランキング】3月19日~3月25日(04/06)

自動車各社の製販停止、ホンダ二輪工場も(04/06)

豪トヨタ、地場車関連ソフトウエア企を買収(04/06)

「コロナ」ビール生産停止、メキシコ大手(04/06)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン