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QLD州、鉱山死亡事故の罰則強化で新法

オーストラリアのクイーンズランド(QLD)州政府は6日、石炭などの鉱山で労働者の死亡事故が起き、過失が犯罪的と認定された場合、運営企業の役員に最長20年の禁錮刑を科す新法を議会に提出した。過去2年間に鉱山で労働者の事故死者数が8人となったことを受けたもの。問題が認定された企業には、最大1,300万豪ドル(約9億5,875万円)の罰金が科される。法案は採石場も対象とする。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。