インドの民間警備の市場規模が年率20%で成長し、2020年までに9,900億ルピー(約1兆4,800億円)に到達する見通しだ。16年の5,700億ルピーからは74%拡大する。インド商工会議所(FICCI)のリツラジ・シンハ氏が、8月30日に首都ニューデリーで行われた会合で明らかにした。
FICCIの民間警備業界の委員会で委員長を務めるシンハ氏は、「景気減速の中で民間警備業界は成長を続け、雇用を生み出している」と説明した。FICCIによると、需要拡大の背景には都市化の加速や、犯罪やテロの危険性への認識向上、公共の安全対策が不十分という認識のほか、守るべき財産と追加のセキュリティー対策を講じる財力を持つ中間所得層の拡大があるという。
民間警備に携わる従業員は約890万人で、22年には310万人増の1,200万人に拡大する可能性がある。890万人は主に元軍人が経営する2万2,000を超える民間警備会社(PSAs)に所属する。
会合に出席したゴヤル商工相は、雇用創出と国家の安全における民間警備業界の重要性を確認した上で、政府としても政策を作り業界のさらなる成長を後押しする考えを示した。






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