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テイクオフ:あれはクリスマスのころ…

あれはクリスマスのころだっただろうか。渋滞する時間帯を狙い、全身を銀色に塗った少年たちが道路脇に立ち始めたのは。パントマイム風のポーズを取り、じっと動かない。手には空き缶が。よかったらチップをということらしい。だが、誰もが見るだけで通り過ぎていく。

「あんなことをしていくらになるんだ、バカバカしい」と運転手は吐き捨てるように言った。確かに稼ぎより絵の具代の方がかさみそうではある。写真を撮ろうとしたが、タダではないだろうと思いやめてしまった。

あの銀色少年たちを最近めっきり見かけない。定職について働きだしたのか、もっと稼げるパフォーマンスを見つけたのか。雨の日にはまだらになった背中をさらし、高架下に避難していた姿を思い出す。

次に見かけたら元気だった?と聞いてみたいが、「そんなご心配よりチップを!」と言われてしまうのかもしれない。(史)


関連国・地域: インドネシア
関連業種: 社会・事件

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