NNA ASIA

過去最高益も先行き不鮮明

地場3行、景気低迷重しに

シンガポールの大手銀行3行の2019年1~6月期決算が出そろった。純金利マージンの上昇や融資の増加を背景に、いずれも過去最高益を記録して好調だった。ただ、今後の見通しは不鮮明だ。アナリストらは、シンガポール経済の低迷や金利低下が各行の収益を圧迫する可能性を指摘している。