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台湾企業の回帰投資、新たに5件承認

台湾経済部(経済産業省)の投資台湾事務所は11日、米中貿易摩擦の影響で台湾への回帰投資を希望している5社の申請を承認した。5社の合計投資額は約95億台湾元(約330億円)を超える見通し。経済日報が伝えた。

承認されたのは、◇ケーブル製造の岳豊科技(YFCボンイーグル)◇精密機械設備の和勤精機(チャイナ・ファインブランキングテクノロジー、CFTC)◇データセンター向けサーバー製造の緯穎科技◇アパレル受託大手の儒鴻企業(エクラ・テキスタイル)◇社名非公表のパネル材料製造企業――の5社。

このうち投資額最大は、社名非公表のパネル材料製造企業で、45億8,000万元の投資を計画。新工場を建設するほか、既存工場に自動化設備や高機能センサーなどを導入する。

岳豊科技は、中国工場で受けていた受注の大部分を台湾で生産する方針。9億元を投じ、現在桃園市新屋区にある本社を台湾高速鉄路(台湾高鉄)桃園駅付近に移転し、跡地にスマート工場を建設する。同社は米国向け販売額が全体の80%以上を占める。

和勤精機は、自動車部品とハードディスク用部品の生産ラインを段階的に台湾に移設する。投資額は15億元超で、台中市の中部科学園区(中科)二林園区内に高付加価値製品を生産する新工場を設ける。

緯穎科技の投資額は15億元。南部科学園区(南科)台南園区にクラウドサーバーの生産ラインやスマートシステムの研究開発(R&D)などを行う施設を設ける見通し。

儒鴻企業は10億2,000万元を投資し、苗栗県にデジタルプリント技術を導入した工場を建設する。

経済部によると、これまでに89社が回帰投資の承認を受け、投資総額は4,441億元に上った。


関連国・地域: 台湾
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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