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米の対中制裁、ベトナムからの輸入増加

米国による中国製品への関税措置により、ベトナム、メキシコ、韓国、台湾の4カ国・地域からの輸入が急増している。ジェトロ短信が26日に伝えた。

米国の2019年第1四半期(1~3月)の対中輸入額は前年同期比で13.9%減少したが、輸入額の伸びを寄与度でみると、ベトナムが寄与度0.76ポイント、メキシコ同0.74ポイント、韓国0.52ポイント、台湾0.37ポイントと、4カ国・地域の伸びが目立った(中国はマイナス2.86ポイント)。昨年7月から始まった対中制裁(追加関税)の拡大に応じ、中国からこれらの国・地域に米国向け製品の輸出先が移っているとみられる。

これまで対中制裁は第1~3弾が実施されている。追加関税の対象品目について中国と4カ国・地域からの輸入額をみると、中国が前年同期比30%減となる一方、メキシコが同4.4%増(輸入額660億米ドル=約7兆906億円)、韓国が同20.0%増(同145億米ドル)、台湾25.0%増(88億米ドル)だった。ベトナムからは、まだ実施されていない制裁第4弾の対象品目が52.8%増(110億米ドル)と急増していた。

第4弾の対象品目には、スマートフォンなど携帯電話が含まれている。第1四半期における中国からの携帯電話の輸入額は、前年同期比30.3%減の73億米ドルだったが、ベトナムからは2.7倍の39億米ドルに急増した。韓国サムスン電子が、携帯電話の生産拠点を中国からベトナムへと移管していることが主因とみられている。このほか、「スイッチング・ルーティング機器」の輸入も、中国からは29.2%減少したものの、ベトナムからは3.7倍に拡大している。


関連国・地域: 中国台湾韓国ベトナム中南米
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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