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MRT75%延伸へ、2040年までの陸運計画

シンガポールの陸上交通庁(LTA)は25日、2040年までの陸上交通の拡充政策「陸運マスタープラン(基本計画、LTMP)2040」を発表した。「移動時間の短縮」「バリアフリー化の推進」「歩行者の安全と健康の向上」の3つの目標を掲げた。MRT(地下鉄・高架鉄道)の総延長は最大75%延伸する。

移動時間の短縮では、徒歩、自転車、交通機関を組み合わせた移動手段により、ラッシュ時の通勤・通学時間を45分以内、各家庭から最寄りの商業施設への移動時間を20分以内にそれぞれ縮めることを目指す。

実現に向け、MRT(地下鉄・高架鉄道)の新設や延長、新駅の設置を計画している。チャンギ空港と北西部ウッドランズ・ノースを結ぶトムソン・イーストコースト線(TEL)のほか、西部にジュロン地区線(JRL)、南部にクロス・アイランド線(CIL)を建設する。

ダウンタウン線(DTL)については、ブキパンジャン駅から北西部に延長。南北線(NSL)のクランジ駅とユーティー駅の間に新設するスンゲイ・カダット駅で、NSLと接続する。

NSLのチョアチューカン駅とブキゴンバク駅の間にはブリックランド駅を新設する。一連の延伸・新設で、MRTの総延長は現在の229キロメートルから約400キロメートルに拡大する。

バリアフリーの推進については、高齢者や妊婦、車イスやベビーカー利用者向けに、駅のホームに乗車を待つ専用の列を設ける。専用車両も試験導入する計画だ。

歩行者の安全と健康の向上では、ウオーキングや自転車利用を推奨する目的でMRTの駅と住宅地、商業施設などを結ぶ屋根付きの通路を整備。駅には自転車置き場を設置する。

高齢者を含む歩行者の安全を確保するため、自動車の走行速度を時速30キロメートルに制限するシルバーゾーンを50カ所に設置する。歩行者優先を促す標識を設置する計画なども盛り込んだ。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済社会・事件

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