ミャンマー北部カチン州パカン郡区の翡翠(ひすい)鉱山で22日深夜、地滑りが発生し、3人が死亡したほか、51人が行方不明になっている。国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマー、ミャンマー・タイムズ(電子版)などが伝えた。
パカン郡区選出のティン・ソー下院議員によると、地滑りは22日の午前0時近くに発生。採掘企業2社の労働者54人と、掘削機やトラックを含む計40台が土砂の下敷きになったもよう。同議員によると、地滑りに巻き込まれた労働者のほとんどは夜間シフトで働いていたトラックや機械の運転手だった。3人の遺体が回収された。現在も捜索が続いているという。
情報省によると、現場で採掘をしていたのは地場シュエ・ナガー・コーカウンとミャンマー・トゥラの2社。パカンの翡翠鉱山ではこれまでにも地滑りが多発しており、毎年多くの労働者が犠牲になっている。
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