中国の大手火鍋チェーン「海底撈火鍋」を運営する四川海底撈餐飲は2019年、台湾で新たに4店を開業する計画だ。李瑜・台湾区総経理によると、出店場所は台北と台南、高雄の3市で、まず高雄市での開店を予定している。中央通信社などが伝えた。
同社は台湾で求人も進める方針で、出店計画や人材の流動状況から、今年は600人を募集する予定。
海底撈火鍋は15年9月に、台北市信義区の複合商業施設「ATT4FUN」内に台湾1号店をオープン。18年には5店を開業し、台湾進出から4年足らずで10店体制となった。都市別の店舗数は、台北市が3店、桃園市と台中市が各2店、新北市と新竹県、高雄市が各1店。18年の台湾での売上高は約19億台湾元(約69億円)で、今年は約3割増の24億元を目指す。
海底撈火鍋は18年時点で、世界で計466店を展開している。このうち台湾や香港、シンガポール、韓国、日本、米国、カナダなど中国本土以外の店舗は計36店に上る。
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