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シティ、遠隔地からの口座開設を20分で

米金融大手シティバンク(香港)のリテール業務責任者、李貴荘氏は3日、遠隔地から香港の預金口座を開設する新たなサービスを第2四半期(4~6月)に始めると明らかにした。申請から開設にかかる時間は、約20分を目指す。4日付香港文匯報などが伝えた。

申請に8分、審査に10分ほど要する見通し。通常の口座開設と同様に身分証などの本人確認書類が必要だが、銀行の窓口に直接出向く必要はない。申請は24時間受け付ける。

今回の新サービスは、実店舗を持たずに個人や企業に全方位的な金融サービスを提供する銀行「仮想銀行(バーチャルバンク)」への対抗策との見方もある。ただ李氏は「既存銀行は一貫してデジタル化とフィンテック(ITを活用した金融サービス)の強化を目指している」と強調した。

第3四半期(7~9月)には、遠隔地から香港の証券口座を開設するサービスも始める計画だ。

■AASTOCKSと提携

シティは、経済情報サイトの「AASTOCKS」と株式取引サービスで提携すると明らかにした。シティの顧客を対象に、AASTOCKSのアプリを介して香港株の買い注文や売り注文を出せるようにする。

李氏は「AASTOCKSとの提携をきっかけに、今後1年間で証券口座の新規開設者を2割増やしたい」とコメントした。

AASTOCKSとの提携は、API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)の開放に向けた取り組みの一環。シティはAPI開放を巡り、これまでに電子商取引(EC)事業などを手掛ける香港電視網絡(香港テレビジョン・ネットワーク=HKTV)のインターネット通販サイト「HKTVモール」や、香港の大手コングロマリット、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス、長和)傘下のスーパーマーケット部門である「百佳超級市場(パークンショップ)」などと提携している。


関連国・地域: 香港米国
関連業種: 金融IT・通信

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