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テイクオフ:道の真ん中や商業施設の…

道の真ん中や商業施設のロビーなど、なぜここで?と思う場面で急にセルフィーを始めるインドネシア人は多い。試験運行を開始したばかりの国内初の地下鉄ともなればさらに拍車がかかる。話題の最先端にいたい新し物好きたちが「インスタ映え」を狙って真剣にカメラを構える。

南へ向かう下りの電車に乗ると、スナヤン地区を過ぎた辺りで地下から高架に切り替わる。車両が地上に顔を出し、窓の外に景色が広がると、車内に「わあっ」と歓声が沸き起こり、乗客がみな一様にスマホを取り出した。

カップルらしき男女も自分たちに向けて何度もシャッターを切る。女性は次々とポーズを変え写りの良い角度を探すが、男性はどこか覇気がない。ホームに降りても撮影会は続く。完全に彼女の専属カメラマンとなっている男性たちを見て、疲労がにじみ出ている理由が少し分かった。(希)


関連国・地域: インドネシア
関連業種: 社会・事件

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