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東海電子、飲酒検知器の市場参入機会探る

業務用アルコール測定器などを製造販売する東海電子(静岡県富士市)は20日、インドネシアでの事業機会を探るため、首都ジャカルタで開催された国内最大規模の自動車および関連製品の展示会「INAPA2019」に出展した。インドネシアは、飲酒がタブーとされるイスラム教の人口が多いが、飲酒運転による事故は一定数発生しているとみて、市場参入の機会を探る。

展示会では、アルコール濃度の測定から、データの記録、管理までを可能にするシステム「ALC-PRO2」と、スマートフォンと連動した携帯型の「ALC-Mobile2」を紹介した。ALC-PRO2は、バスやトラックの運転手が出発前に所属の営業所でアルコール検査を受けるために使用することを想定しているのに対し、ALC-Mobile2は、宿泊が必要な運転者に携行させる携帯型の検知器で、遠隔地での検査に対応する。

ALC-Mobile2は、検査結果のデータが顔写真や位置情報とともにバス会社などの管理会社にスマートフォンで送信されるため、運転手のなりすましも防止できる。アプリは現在アンドロイド版のみ。言語は日本語、英語、中国語(繁体字版)に対応しており、今後各国の需要をみて対応言語などを増やしていく。

東海電子事業企画推進部の中村訓秀(なかむら・くにひで)部長は「需要の大きさはまだ分からないが、競合他社がいないことから事業の可能性は大きいとみている」と説明。まずはバス会社を中心に、「出発前には必ず飲酒測定を行う」ことの重要性を説いていきたいと話した。

東海電子は日本でトラックやバス事業者を中心に、タクシーや電車、航空会社などにアルコール測定器の納入実績を持つ。海外では、12年から台湾で販売を開始し、これまでに400台以上を納入した。

タイやベトナムなど、東南アジアでの事業展開を計画しており、ジャカルタでは市場調査の一環で展示会に出展した。

携帯型のアルコール検知器の使用方法を説明する東海電子の関係者=20日、ジャカルタ(NNA撮影)

携帯型のアルコール検知器の使用方法を説明する東海電子の関係者=20日、ジャカルタ(NNA撮影)


関連国・地域: インドネシア日本
関連業種: 自動車・二輪車

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