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交通部の幹部人事、台中市幹部の起用進む

台湾の交通部(交通省)が、観光局の副局長と台湾鉄路管理局(台鉄局)の副局長にそれぞれ、台中市政府の元幹部らを起用する意向であることが分かった。今年1月に前台中市長の林佳龍氏は交通部長(交通相)に就任して以来、重要ポストに相次いで同市の幹部を起用しており、交通部に市長時代の腹心を集積しているもようだ。18日付経済日報が伝えた。

林交通部長は、観光局副局長に台中市政府水利局の前局長である周延彰氏を、台鉄局副局長に同市交通局の前副局長である馮昇輝氏を引き当てる方針とみられる。同人事は、4月1日付で発表される見通しだが、交通部は「現在、人事の調整を進めており、正式決定後に発表する」と述べるにとどめた。

周氏は局長時代、市内の緑や河川をブランド化し、ロゴマークを商標登録したことについて、林交通部長が高く評価していたとみられる。また、台鉄局では、18人が死亡した台鉄の特急列車の脱線事故の責任を取る形で何獻霖氏が2月末で副局長職を退任しており、林交通部長は、台中市長時代に交通局副局長として捷運(MRT)計画などを進めた馮氏を後任に起用する方針を固めたとみられる。

林交通部長は先ごろ、同部の政務次長に台中市建設局の局長を務めた黄玉霖氏を任命している。

■中華航空の董事長に元副市長を起用か

一方、2月にパイロットによるストライキが発生した航空最大手の中華航空(チャイナエアライン)でも、何煖軒董事長の交代がささやかれている。何董事長は、ストの早期収拾に失敗したことから、行政院(内閣)幹部から手腕を疑問視する見方が出ているもよう。林交通部長は、台中市の元副市長で、民主進歩党(民進党)の陳水扁政権時代に交通部長を務めた林陵三氏を中華航空の次期董事長に推薦する方針を固め、行政院に人事を提出したとみられる。

行政院は、18日以降に董事長人事を検討する予定。


関連国・地域: 台湾
関連業種: 運輸雇用・労務政治

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