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MASは「A380」売却を、専門家が指摘

マレーシアのナショナルフラッグキャリアであるマレーシア航空(MAS)の経営再建について、専門家の間ではエアバスの超大型旅客機「A380」の売却によってコスト削減を図るのが望ましいとの見方が出ている。18日付ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。

MASは現在、6機のA380を保有し、イスラム教徒のメッカ巡礼向けチャーターサービス「アマル」で活用している。

しかし、エアバスは2月、A380の需要が落ち込んでいるため、2021年に生産を打ち切ると発表。独ルフトハンザ航空は13日、保有する14機のA380の運用を停止し、エアバスに売却することを明らかにしていた。

航空業界の複数のアナリストはニュー・ストレーツ・タイムズに対して、MASはA380の運用コストが生産中止でかさむ上、現在の利用も限定されていることから、ルフトハンザに追随してMASもエアバスに売却するのが得策だと指摘。また、墜落事故が相次ぎ、運航停止が広がっているボーイング737MAXについても、8機の発注を取り消し、同型のエアバス機に切り替える必要があるとしている。

一方、オーストラリアの航空シンクタンク、アジア太平洋航空センター(CAPA)のチーフアナリスト(東南アジア部門)であるブレンダン・ソビー氏は、MASは当初、アマルを別会社とすることでA380の保有を打ち切ることを計画していたが、インドネシアなど他の海外市場でA380を利用した巡礼サービスを提供するのは規制の関係で難しいと指摘。海外の航空会社とウェットリース(機材、乗員などをセットにしたリース)契約を結び、巡礼向けチャーターサービスを行うことが望ましいとしている。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 運輸

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