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小売りの利亜、19年は10%増収目指す

香港地場商社最大手の利豊(リー&フォン)グループの小売りチェーンストア、利亜零售(コンビニエンス・リテール・アジア)の楊立彬(リチャード・ヨン)最高経営責任者(CEO)は13日、2019年は10%の増収を目指す考えを明らかにした。主力事業のコンビニエンスストア「サークルK(OK便利店)」に加え、日本の眼鏡ブランド「Zoff(ゾフ)」のフランチャイズ(FC)店の出店を加速する。香港経済日報などが伝えた。

利亜は今年、香港でサークルKを約10店開設する計画。17年に香港1号店を設けたZoffは6店を開設済みで、これを年内に新界を中心に出店して12店体制に引き上げる方針。20年には、中国華南地域でZoffを展開する方向で準備を進めている。

楊CEOは米中貿易摩擦が小売市場に与える影響について、「われわれが扱っている商品は生活必需品で影響は限定的だが、問題は中国本土客の支出が減っていることだ」と強調。一部サークルKでも売り上げが落ち込んでいるとし、小売市場の先行きには慎重な見方を示した。

利亜が13日発表した18年12月期本決算は、純利益が前年比21.9%増の1億8,320万HKドル(約25億9,600万円)だった。売上高は4.4%増の53億2,007万HKドルで、サークルKとZoffが押し上げ要因と説明した。

売上高の約8割を占めるサークルKは3.6%増の42億700万HKドルで、既存店ベースでは2.9%の増収となった。

ベーカリーチェーンの聖安娜餅屋の売上高は、2.6%増の11億2,000万HKドルだった。

昨年末時点の店舗数は、フランチャイズ店を含め580店。内訳はサークルKが443店、聖安娜餅屋が131店、Zoffが6店。

利亜零售は、小売事業を手掛ける馮氏零售集団(フォン・リテイリング)のグループ会社。


関連国・地域: 中国香港
関連業種: 小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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