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《日系進出》三井化学、中山市で長繊維GFPPを生産へ

三井化学は5日、広東省中山市の製造子会社で、ポリプロピレン(PP)コンパウンドの製販を手掛ける三井化学複合塑料(中山)に、ガラス長繊維強化ポリプロピレン(長繊維GFPP)の生産設備を新設すると発表した。同社の長繊維GFPPの製造拠点としては、日本、米国に次ぐ3拠点目となる。

来年2月に完工し、9月から営業運転を始める予定。三井化学の広報担当者によると、年産能力は日本と米国に持つ工場と同じ3,500トンとなる。今回の生産設備の新設により、世界規模での供給体制を構築し、事業拡大を推進する。

長繊維GFPPは、三井化学と出光興産が共同出資して設立したプライムポリマーが開発したもので、繊維状のガラスとポリプロピレン樹脂を溶融・混練して生産する複合材料。軽量であるほか、ガラス繊維が長いため剛性や耐衝撃性のバランスに優れており、外観性も良いことから、無塗装による自動車向けバックドアインナーなどに採用されているという。自動車の軽量化が求められる中、バックドアなどの金属代替素材として、繊維強化樹脂の需要増が見込まれている。

三井化学複合塑料(中山)は2004年4月の設立。資本金は1,530万米ドル(約17億円)で、出資比率は◇三井化学:50%◇プライムポリマー:20%◇タイの素材最大手サイアム・セメント(SCG)傘下のSCGケミカルズ・シンガポール:20%◇三井物産:5%◇豊田通商:5%――となっている。


関連国・地域: 中国-広東日本
関連業種: 化学建設・不動産

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