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鉄鉱石価格高騰、大手に恩恵も投資は慎重に

世界最大の鉄鉱石会社ヴァーレのブラジルでのダム決壊事故を受けた鉄鉱石価格の高騰で、英豪資源大手BHPやリオ・ティントなどオーストラリアの鉄鉱石大手への恩恵が拡大している。ただし、ファンドマネジャーらは投資家に慎重になるよう呼びかけている。19日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

死者が130人以上に上っている先月末のヴァーレの事故で同社は操業を一時停止している。輸出入向けの鉄鉱石供給が約4.5%減少していることから、鉄鉱石価格は一時1トン当たり90米ドル(約9,944円)以上に高騰した。

ただし、ファンドマネジャーらは、投資家に対し、資源関連株は周期があることから、一時的な供給不足による株価上昇期での取引に注意を払うよう訴えている。

投資銀マッコーリー・グループは、年末の鉄鉱石価格を当初予想の1トン当たり64米ドルから77米ドルに上方修正した。英投資銀のリベラムは、4~6月期の鉄鉱石価格を同70米ドルと予想している。

■FMGが無人トラックで事故

鉄鉱石採掘大手フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)はこのほど、同社の西オーストラリア州クリスマス・クリーク鉱山で、自動運転トラックが止まっていた別のトラックに衝突したことを明らかにした。けが人はなく、事故は自律走行システム(AHS)の故障によるものではないとした上で、原因を究明中という。

FMGは2013年に同州ソロモン鉱山で初めてAHSを導入。クリスマス・クリークのトラック65台以上、チチェスター鉱山のトラック約100台を、無人トラックに移行中で、資源会社として世界で初めて保有全トラックが自律走行型となる見込みだ。


関連国・地域: オーストラリア中南米
関連業種: 自動車・二輪車金融天然資源

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