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アディダス委託靴工場、閉鎖で700人が失業

ミャンマー最大都市ヤンゴンで運動靴工場が突然閉鎖され、700人以上が失業していたことが分かった。元労働者らは工場の再開または関連工場での再雇用などを求めている。同工場はドイツのスポーツ用品大手アディダス向けに製品を供給していた。フロンティア・ミャンマー(電子版)が伝えた。

閉鎖されたのは、ラインタヤ郡区アノーヤター工業団地にあるシュヤン・ジュオ・ユエ社の靴工場。労使紛争で双方の対立が深まる中、工場責任者は12月10~27日に工場の操業を一時的に停止すると通告。27日には工場の完全閉鎖が労働者に伝えられた。

労使紛争は、昨年7月に10日間の休暇から戻った労働組合の会計係を務める女性が解雇を告げられたことが発端。ヤンゴン管区の仲裁委員会は同年11月29日、工場に対して解雇した女性を再雇用し、2カ月分の給与を支払うよう命じたが、工場側は従わなかったという。

元労働者とミャンマー労働組合連合(CTUM)は、工場を閉鎖する場合は14日前までに通告することなどを経営側に義務付けた労働組織法に違反していると主張。CTUM幹部のカインザー・アウン氏は「工場が引き続き労働関連法に違反し、工場の再開や労働者の再雇用を行わない場合は、アディダスとの関係を前面に出した国際的な抗議運動に発展させることも辞さない」と述べた。

アディダスの広報担当者は、この問題を認識しているとした上で、「労働・移民・人口省の介入を求めるとともに、工場経営陣に対してはCTUMとの協議を継続して問題の解決に当たるよう促している」と説明。「アディダスは、サプライチェーン全体で公正な労働条件や賃金、安全な労働環境を保障することに取り組んでいる」と述べた。


関連国・地域: ミャンマー欧州
関連業種: その他製造雇用・労務

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