厳しい寒さが残る関東。閑散とした田舎駅の夜は特に底冷えする。小夜時雨で寒さが増す中、タクシー乗り場に向かうと数人の列ができていた。
これがジャカルタだったら迷わず配車アプリを使うが、規制が厳しい日本の田舎町では望むべくもない。
タクシー待ちでもインドネシアとの違いが感じられた。タクシー乗り場の屋根の広さはわずかな上、1列に並ぶので半数以上の人が雨にぬれている。インドネシアなら3列に並ぶなどして、全員がぬれないように他人同士が一致団結するだろう。
それにしても寒いしぬれるし、じっと待つのは耐えられない。列の先頭に向かって「同じ方角に行く人がいたらシェアさせてくれませんか」と、喉まで出かかったが言えなかった。インドネシアの友人だったら、ちゅうちょせずに言うはずだ。まだまだ彼らには及ばないと肩をぬらした。(幸)
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