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スマホ出荷量14%減、調査会社集計

シンガポールに本部を置く調査会社のカナリスは28日、2018年の中国国内のスマートフォン出荷量が前年比14%減と、過去最大の落ち込みをみせたと発表した。マイナス成長は2年連続だが、17年は4%減にとどまっていた。出荷量は3億9,600万台と4億台の大台を割り込み、14年の水準に沈んだ。

中国工業情報省(工情省)傘下のシンクタンク、中国信息通信研究院(CAICT)は先に、18年のスマホ出荷量を前年比15.6%減の4億1,400万台と発表済み。出荷台数や減少幅に差異はあるものの、カナリスの調査結果でも2桁減となったことで、同年の中国スマホ市場の不振ぶりが改めて裏付けられた。カナリスは「景気の下振れ圧力が消費者の買い換え意欲を冷ました」と分析している。

■アップル不振、ファーウェイは好調

ブランド別のシェアでは、トップ5のうち4ブランドを中国勢が占め、海外勢は5位の米「アップル」のみ。アップルのシェアは前年と変わらず9%だったが、出荷量は13%減と2桁の落ち込みをみせた。カナリスは、最新型「iPhone(アイフォーン)」の高価格戦略が主因と指摘した。

一方、トップの「ファーウェイ(華為)」は、シェアを20%から27%へと7ポイント伸ばしただけでなく、出荷量を16%増やす好調ぶりをみせた。カナリスによれば、中国スマホ市場が12年に高成長を記録した以降では、1ブランドが獲得した最高のシェアという。同社上海事務所の賈沫アナリストは、ファーウェイはライバル他社を大きく引き離しており、短期的には同社の地位を脅かすメーカーは現れないだろうと予測した。


関連国・地域: 中国-全国米国
関連業種: IT・通信マクロ・統計・その他経済

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