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テイクオフ:昨年末からバンコクで息…

昨年末からバンコクで息の詰まる暮らしが続いている。町中に出れば汚染された空気が肺に入り込み、白いもやが目をかすませる。特にヘイズ(煙害)が悪化する通勤時、マスクをつけた人々の表情は「もううんざり」といった様子だ。

暗うつとした雰囲気に絶えられず、週末に東部チョンブリ県のリゾートに避難した。海と山に囲まれた大自然で、楽に呼吸ができることのありがたさに気付く。空気が透き通っていて、木々や空の本来の色を思い出した。

カシコン銀行傘下の研究所によると、ヘイズがタイの観光産業に与える経済的損失は推計35億~122億円。外国人旅行者がタイでの旅行計画をバンコクから地方に変更する傾向も高まっているという。確かに海外に住む友人に、いまのバンコク旅行は到底おすすめできない。今週末はどこに逃げようか、そればかりが頭を巡っている。(志)


関連国・地域: タイ
関連業種: 社会・事件

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