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労工保険基金「26年に破たん恐れ」=労動部

台湾労動部(労働省)はこのほど、労働者に加入義務があり、年金などを給付する社会保険制度「労工保険」について、収入と支出、資産運用などを管理する「労工保険基金」の最新の決算状況をまとめた。これによると2018年の決算は2年連続で支出が収入を大幅に上回る赤字に陥ることが確実で、労動部は「対策を講じなければ7年後の26年には基金が破たんすると警告した。

26日付経済日報などが伝えた。労工保険基金の基金総額は、18年が6,642億台湾元(約2兆3,700億円)で、17年に比べ380億元減少した。18年の収支見通しは、収入が3,644億元、支出は3,896億元で、差し引き252億元の赤字となる模様。労工保険基金の収支は17年に、16年の黒字から一転、275億元の赤字に転落していた。

労動部が15年時点に行ったシミュレーションでは、基金の赤字化の時期を18年、破たんの恐れがあるとした時期を27年に想定。一方、18年の決算を踏まえた見通しに従えば、破たん可能性の時期は1年前倒しになるという。

労工保険基金の財政は、保険料収入と基金の投資収益、政府会計からの補助金の3本柱から成る。労動部幹部によると、18年は基金の運用収益が17年実績を下回ったことも赤字額の拡大につながったという。

労動部は、労働者が支払う保険料について、今年の料率を0.5%引き上げたことに触れ、これにより200億元程度の収入増が見通せると説明。また、今年は行政院(内閣)に対して200億元の拠出を要請したと訴えた。


関連国・地域: 台湾
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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