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テイクオフ:人生に出会いと別れは付…

人生に出会いと別れは付きもの。一緒に過ごした時間が濃密で充実していたなら、離れるのには寂しさもあろうが、互いの未来を祝福する気持ちになるだろう。

音楽監督として、シンガポール交響楽団を22年率いてきたラン・シュイの退任コンサート。取り上げたのは、マーラーの交響曲第2番「復活」だ。どのような思いで選曲したかは分からないが、「死」と「生」を歌い上げるモニュメンタルな音楽は、両者の共同作業の最後を飾るのにふさわしい。シュイは長年手塩にかけて育てた楽団を自在に操ってマーラーの世界を描き出し、最後の審判から英雄の復活までを描いた最終楽章では、圧倒的な迫力で聴く者の魂を揺さぶった。

現代の音楽界で、1人の指揮者がこれほど長く同じ楽団の音楽監督にとどまることはまれ。その演奏には両者が築いた幸福な関係が見て取れた。一つの時代が終わり、また新たな時代が幕を開ける。(墺)


関連国・地域: シンガポール
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

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