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18年通年の対台湾投資額、10年来の最高

台湾の経済部投資審議委員会(投審会)が21日発表した2018年通年の海外資本(中国を除く)による台湾への投資総額は、前年比52.3%増の114億4,000万米ドル(約1兆2,500億円)で、10年来の最高となった。投資件数は6.0%増の3,621件だった。

18年の海外資本による台湾への投資総額を国・地域別にみると、オランダが34億9,600万米ドルで全体の30.6%を占め最多となった。前年比では84.5%の大幅増だった。次いでルクセンブルクが2,894.0%増の17億7,300万米ドル。日本は138.1%増の15億2,500万米ドルだった。

蔡英文政権が関係強化を図る東南アジア諸国連合(ASEAN)やインドなどの「新南向政策」対象国からは43.3%増の3億9,200万米ドル。うちタイが942%、フィリピンが393%、オーストラリアが142%とそれぞれ大幅に伸びた。投資件数は643件で10.9%増えた。

中国資本による18年の台湾への投資総額は13.0%減の2億3,100万米ドルで、投資件数は0.7%増の141件となった。

■対外投資は23.5%増

18年の台湾資本による海外への投資総額は142億9,500万米ドルで、23.5%増加。投資許可件数は27.1%増の638件だった。このうち新南向政策対象国向けの投資総額は34.7%減の24億300万米ドル。投資件数は229件で72.2%増えた。台湾石化最大手の台塑関係企業(フォルモサプラスチックグループ、台プラ)傘下4社が出資する資源投資会社の台塑資源がオーストラリアの関連会社に5億9,000万米ドルの増資を、太陽電池用シリコンインゴット・ウエハー大手の中美セキ晶製品(セき=石へんに夕)傘下でシリコン単結晶インゴットなどを手掛ける環球晶円(グローバル・ウエハー)がシンガポール子会社に3億米ドルの増資をそれぞれ前年に行ったことで、比較対象の数値が高かったことが原因。一方、インドやベトナムへの投資額はそれぞれ1,082%増、31%増と大きく伸びた。

18年の台湾資本による中国への投資総額は8.1%減の84億9,800万米ドルで、4年連続でマイナス成長となった。投資件数は25.2%増の726件だった。


関連国・地域: 台湾
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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