今年も残りわずかとなり、本格的な忘年会のシーズンに入った。しかし、不景気のせいもあってか、イルミネーションとクリスマスソングにあふれるといった明るい雰囲気はない。忘年会を映画鑑賞の1次会で終えたり、部署ごとのランチやティータイムに縮小したりするという企業も少なくない。
プライベートでも、大勢が集まるパーティーより家族や友人と素朴なホームパーティーを楽しむ人が増えた。その影響で、書き入れ時の飲食店街も、ホームパーティー族を狙った企画を次々と打ち出すコンビニやデリバリー業界に押され気味で、閑散としている。
「お酒で始まってお酒で終わる」と言っても過言ではなかった韓国の忘年会。にぎやかな年末年始の雰囲気がなくなったのは寂しいが、忘年会ラッシュから解放されるビジネスパーソンにとっては嬉しい変化なのかも知れない。(智)
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