2018年にシンガポールで最も注目を集めたトピックは、ロシアで開催されたサッカー・ワールドカップ(W杯)――。米検索大手グーグルが12日発表した今年の「急上昇ワード」ランキングで、シンガポールでは「ワールドカップ」がトップに立った。
2番目に検索件数が急上昇したのは「マレーシア総選挙」。同選挙では元首相のマハティール氏が15年ぶりに政権の座に返り咲いた。シンガポールでも隣国の政権交代に関心が高かったことがうかがえる。
3位はテニスの「全豪オープン2018」で、4位は総選挙で敗北し退陣を強いられたマレーシア前首相の「ナジブ・ラザク」氏だった。
部門別では、国内ニュース部門で「米朝首脳会談」が首位。シンガポールでは6月にトランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長による史上初の米朝首脳会談が行われ、世界中の注目が集まった。シンガポールなどを舞台とし、世界的に大ヒットしたハリウッド映画「クレイジー・リッチ・アジアンズ(邦題クレイジー・リッチ!)」が2位だった。
ガジェット(小型電子機器)部門では、9月に発売された米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)XS」が1位となっている。
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