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香港IPO調達額予測を下方修正、デロイト

監査法人大手の米デロイト・トウシュ・トーマツの中国法人はこのほど、香港取引所(HKEX)での新規株式公開(IPO)企業による2018年の資金調達額を約2,800億HKドル(約4兆640億円)とする予測を示した。従来予測の3,000億HKドルから下方修正した。今年予定していた大型IPOの延期などを理由に挙げた。3日付香港経済日報が伝えた。

HKEXを通じて1~10月にIPOを実施した企業は176社で、調達額は2,558億HKドルだった。調達額は米ニューヨーク証券取引所(香港ドル建てで2,128億HKドル)、米ナスダック(1,836億HKドル)を大きく引き離し首位に立っている。

今月12日には、中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)のグループ企業、騰訊音楽娯楽集団(テンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループ)がニューヨーク証券取引所に上場する予定。ただ調達額は香港ドルベースで78億HKドル程度とみられることから、今年のIPO調達額の世界ランキングではHKEXが首位を奪還するとみている。

デロイト中国の上場業務チーム共同リーダーである欧振興(エドワード・アウ)氏は、HKEXの来年のIPO動向について「第1四半期(1~3月)は貿易摩擦など不確定要素の影響を受けるとみられるが、影響が消化される年央にはIPOが活発化する可能性が高い」と指摘。欧氏は引き続きイノベーション関連の新興企業の上場が焦点になるとみているほか、中国本土の医薬、教育向けの新政策が明確化するに伴い、関連企業の上場も増えるとの見解を示した。


関連国・地域: 中国香港米国
関連業種: 金融

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