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二輪各社が大型新モデルなど展示=エキスポ

タイで開かれている自動車展示・販売会「第35回タイ国際モーターエキスポ」では、二輪各社がスポーツタイプの大型バイク(排気量400cc以上)などで、新モデルを競い合っている。今年の市場環境は一部に負の要素もあるが、各社の販売実績はおおむね満足できる水準という。

タイの二輪市場でトップのホンダのタイ法人APホンダは、排気量500ccの「CBR500R」「CB500F」「CB500X」、同600ccの「CBR650R」「CBR650」と、5つの新型スポーツモデルを披露している。いずれも世界で初めての販売。価格はCBR500Rが21万7,000バーツ(約74万6,900円)、CB500Fが21万2,000バーツ、CB500Xが22万2,000バーツ、CBR650Rが32万バーツ、CBR650が30万5,000バーツ。

APホンダのスチャート副社長は、同エキスポで1,000台の大型二輪の売約を取り付けたいとの意向を示した。2018年の通年では、前年比18%増の1万3,000台の販売を目指す。

現在までの販売台数は前年比で2%落ち込んでいる。「穀物価格の下落や、タイを訪れる外国人旅行者数の伸び悩みなど、市場環境にマイナス要因があるため」(同副社長)だが、新型5モデルの投入で、売り上げは回復に向かうと期待している。

「GPX」ブランドのバイクを製造販売するGPモーター(タイランド)は、「デーモン150GR」「ジェントルマン・レーサー200」「マッド300」の新3モデルを発表した。「デーモン150GR」は17年末の新発売から初めてのモデルチェンジ。フルフェアリング(空気抵抗を減らす前面の覆い)を装着し、価格は6万4,500バーツ。ジェントルマン・レーサー200はカフェレーサー・スタイルの排気量200ccエンジンを搭載し、価格は7万2,500バーツ。マッド300は、ネイキッドのカスタム二輪を手ごろな価格で購入したい人向け。エキスポ会場だけの特別価格8万9,800バーツで販売する。

GPモーターのチャイヨット社長は、同社の1~9月の販売台数は輸出の好調で2万7,000台となり、前年同期を超えたと明かした。輸出先はカンボジア、ベトナム、香港、ネパールなどで、19年は25%増を目指すという。

ヤマハはネイキッド「MT―15」(排気量150cc)の新型(価格9万8,500バーツ)を発表。またオートマチック・トランスミッションのスポーツモデル「MAX」シリーズに色のバリエーションを加えた。

川崎重工業のタイ法人、カワサキ・モータース・エンタープライズ(タイランドKMT)はツーリング向け「ヴェルシス1000SE」(同72万9,000バーツ)と、スポーツから日常の使用まで使える「Z400」(同18万6,000バーツ)を、いずれもタイで初めて披露した。

タイ国際モーターエキスポに出展されたホンダの新モデル=11月28日、ノンタブリ県(NNA撮影)

タイ国際モーターエキスポに出展されたホンダの新モデル=11月28日、ノンタブリ県(NNA撮影)


関連国・地域: タイ日本
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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