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独電池大手が豪で蓄電池生産、日本輸出も

ドイツの家庭用蓄電池大手ゾンネンがこのほど、オーストラリア・南オーストラリア(SA)州のGMホールデン自動車工場跡地に建設していた蓄電池生産工場を始動したことが分かった。アジア太平洋地域の拠点として、将来的にはニュージーランドのほか日本やタイなどアジアへの輸出を視野に入れている。SA州政府は、ゾンネンの高度開発技術の導入により「わが州は太陽光発電技術の活用で世界的リーダーになる」としている。28日付地元各紙が伝えた。

同州エリザベスの同工場のオープニングに参列するため訪問したオスターマン最高経営責任者(CEO)は、向こう5年間でアデレードで5万件の蓄電システムを設置する計画を明らかにし、430人分の雇用創出を見込むとした。同社にとって米国、ドイツに続き3件目の生産工場となる。また、職業訓練専門学校(TAFE)SAと、同社を蓄電池設置にかかる訓練のパートナーとすることで覚書を結んだという。

SA州政府のヴァンホルスト・ペレカーン・エネルギー相は、「ゾンネンの蓄電池は、わが州の再生可能エネルギーへの移行において重要な役割を担う」と述べた。再生可能エネルギーへの移行を意欲的に進めるSA州政府は先に、1億豪ドル(約82億円)規模の一般家庭の蓄電池向け補助金基金の設置を発表している。

■シェルと連携で交渉中

また、ゾンネンは、株主でもある英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルと、蓄電池生産以外のエネルギー事業での提携について交渉を進めているという。


関連国・地域: オーストラリア日本欧州
関連業種: その他製造電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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