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7~9月の輸出は8%増、前期からやや鈍化

シンガポール企業庁(エンタープライズ・シンガポール)が22日発表した7~9月期の輸出額(NODX、石油と再輸出は除く)は459億Sドル(約3兆7,760億円)となり、前年同期から8.0%増加した。前期の9.3%増(改定値)からやや減速したものの、非電子製品が引き続きけん引役を果たしている。

NODXの約4分の3を占める非電子製品は12.6%増加。前期の16.5%増から伸びは鈍化したものの、引き続き2桁増を維持し、5四半期連続でプラスとなっている。

中では、医薬品が64.9%増と、前期(31.8%増)に比べ大幅に伸びが加速した。加工食品(75.5%増)や計測機器(16.2%増)も好調だった。

一方、電子製品は3.0%減だった。前期の7.8%減からマイナス幅は縮小したものの、3四半期連続で前年割れとなっている。中では、ダイオード・トランジスタが25.6%減となり、前期(15.3%減)から減少幅が拡大した。パソコン(PC)部品も11.7%減と2桁のマイナス。PC、集積回路(IC)はそれぞれ5.9%減、3.2%減となっている。一方、ディスクメディアは好調で22.6%増となり、4四半期連続で2桁伸長した。

国・地域別では、上位10カ国・地域中7カ国・地域で前年同期を上回った。ただ輸出額首位の中国が不振で、13.3%減と2桁のマイナスだった。香港(輸出額5位、12.3%減)と韓国(10位、26.9%減)も前年割れ。

一方、2位の欧州連合(EU)と3位の米国は好調で、それぞれ18.4%増、34.6%増となっている。

■19年の増加率は2%以下

企業庁は7~9月期のNODXについて「予想よりも好調だった」と説明。医薬品、食品・飲料の需要が拡大したことなどが後押ししたと分析している。

2018年通年のNODXの増加率の見通しについて、予想値を従来の前年比5.5%増から6.0%増に引き上げた。

一方、19年については、「中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国、ユーロ圏、米国など主要貿易相手国の経済成長は17年、18年に比べ緩やかなものとなる」とし、NODXは前年比0~2%増にとどまるとの見通しを示した。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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