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テイクオフ:「1キログラム」の定義…

「1キログラム」の定義が来年、改定される。これまでは白金とイリジウムの合金でつくられた物質的な分銅が国際基準となってきた。このキロ原器が誕生したのは約130年前。質量にわずかな狂いが出始めたことで改定に踏み切った。定義に誤差が生じると科学技術はもとより、産業や経済に混乱を来しかねない。

新たに導入されるのは「プランク定数」と呼ばれる物理的な定数。「公式」であるため、分銅のような腐食もなければ、誰もが所有できる。エネルギーや速度変化も重さでの等価で示すことができ研究の多様化が期待されている。

世界で理数系の学生は中国やインドに多い。人口比だけでなく国が施策として重視しているためだ。この国の首相も来年度予算案で教育を重視し、基礎からカリキュラムを見直す方針だ。世界が1キロに「公式」で向き合う19年以降、その重みは無限だ。(丑)


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 社会・事件

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