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三菱自、「トライトン」の新型を世界初披露

新型「トライトン(L200)」を発表した三菱自動車の益子CEO(右から2人目)とMMThの一寸木社長兼CEO(右)ら=9日、バンコク(NNA撮影)

新型「トライトン(L200)」を発表した三菱自動車の益子CEO(右から2人目)とMMThの一寸木社長兼CEO(右)ら=9日、バンコク(NNA撮影)

三菱自動車は9日、タイのバンコクでピックアップトラック「トライトン」(L200)の新型モデルを世界初披露した。世界戦略車と位置付け、タイで17日から販売を開始し、世界150カ国で販売する予定。本年度、新型と現行モデルを合わせてトライトンを約18万台販売する計画という。

三菱自動車の益子修・最高経営責任者(CEO)は「トライトンは極めて重要な世界戦略車の一つ。初代のピックアップトラックから40年間で培った耐久性、信頼性、快適性に磨きをかけて、デザインを力強く堅牢(けんろう)なものに一新した」とコメント。東部チョンブリ県にあるタイ法人ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)の工場で生産する。

新型トライトンは、「ロック・ソリッド」のコンセプトの下、フロントフェイスには新たなデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を用いるなど、ボディーに厚みを持たせた。

また四輪駆動(4WD)システムに「オフロードモード」を新たに搭載。同モードでは「未舗装路」「泥道・新雪」「砂地」「岩場」の4モードの切り替えができ、悪路での走破性を高めた。また予防安全・運転支援技術も採用。前方車両や歩行者を検知して、衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)、車線変更時の事故を回避する後側方車両検知警報システムなどを搭載した。

販売価格は65万4,000~77万9,000バーツ(約225万~268万円)

MMThは今年6月に累計生産台数が500万台を突破。このうち370万台が輸出された。盤谷日本人商工会議所(JCC)自動車部会によると、今年1~9月の三菱自の輸出台数は、21万2,079台。MMThの一寸木守一社長兼最高経営責任者(CEO)は、発表後の記者会見で、今年の輸出台数は完成車(CBU)が28万台、完全ノックダウン(CKD)が6万台になるとの見通しを示した。益子CEOはNNAなどに対し、「ピックアップトラックは東南アジア諸国連合(ASEAN)とオセアニアへの輸出が多いが、150カ国に輸出しているのでまんべんなく売りたい。主力はタイのため、まずはタイをしっかりやりたい」とした。

■電動車の優遇措置の申請急ぐ

益子CEOは、タイ投資委員会(BOI)の電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の生産に恩典を付与する優遇措置の申請期限が12月末に迫っていることについて、NNAなどに対して「社内で申請を検討中だが、まだ車種は決まっていない。期限が残り2カ月を切っているので、早急に決めないといけない」と述べ、申請車種の絞り込みと投資の規模感の決定を急ぐ方針を示した。

タイ国トヨタ自動車(TMT)がまとめたタイの1~9月の新車販売台数によると、三菱自は前年同期比25.6%増の6万1,257台だった。


関連国・地域: タイ日本
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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