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海事庁、港湾設備部品の3D印刷施設を設置

シンガポールの海事港湾庁(MPA)は17日、海事分野での積層造形技術の活用について、港湾管理大手PSAコーポレーションなどと2つの覚書を交わした。PSAとは、同社が南部で運営するコンテナ港「パシル・パンジャン・ターミナル(PPT)」に港湾設備の部品を製造する3D印刷施設を設置することで協力する。こうした施設は世界初という。

覚書の一つはPSAと国立積層造形イノベーションクラスター(NAMIC)、金属印刷を手掛ける地場3Dメタルフォージと締結したもので、港湾設備の部品を製造する3D印刷施設を共同で立ち上げる。もう一つはNAMIC、シンガポール海運協会(SSA)と結んでおり、3D印刷による船舶部品の製造に向けた共同プログラムを進める内容だ。

PSAによると、港湾設備の部品を製造、供給できる3D印刷施設をPPT内に設置することで、過剰な部品の在庫を抱える必要がなくなり、倉庫コストの低減が可能になる。部品を迅速に調達できるため、設備の修理に要する期間も従来の数週間から数日間に短縮されるという。長期的には、同施設を使ったサービスを、船主など、より広範な海運関係者に提供していきたい考えだ。

一方、共同プログラムでは船舶部品の製造に3D印刷技術を活用するため、商業性や技術的可能性、規制への対応などについて研究する。また業界関係者などによる広範なエコシステム(複数の企業・団体が共存共栄する仕組み)を構築していく考えだ。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: その他製造運輸IT・通信

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