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杭州の病院、顔認証による診療システム導入

病院で診察を受ける際に顔認証で本人確認を行うシステムが、浙江省杭州市余杭区の余杭区第一人民医院で導入され、15日に運用を開始した。身分証や社会保険カードを持参しなくても受診可能になる。このようなシステムの導入は全国初という。16日付杭州日報が伝えた。

システムは、同市に本拠を置く電子商取引(EC)中国最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)傘下で、医療・医薬品サービスを展開する阿里健康信息技術、電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」を運営するバ蟻金融服務集団(バ蟻金服、バ=むしへんに馬、アントフィナンシャル)の2社が同区衛生計画出産局と共同開発した。

初めて利用する場合、専用の端末で顔をスキャンし、身分証番号や支付宝のアカウントとひも付けられた携帯電話番号を登録する必要がある。登録を済ませると、受け付けから診察、心電図検査などの各検査、診察料金の支払い、薬の受け取りにいたる一連の過程で顔認証による本人確認が可能となる。料金は支付宝で支払うため、受診に際して身分証や銀行カードはもちろん、携帯電話すら不要になるという。

余杭区第一人民医院ではまず心臓内科、呼吸器科、整形外科などでシステムを導入。今後は、患者以外の者でも支払いができるようにするなど、機能を増やしていく。浙江省衛生計画出産委員会は、システムを全国の病院へと普及させていく考えを表明している。


関連国・地域: 中国-浙江
関連業種: 医療・医薬品IT・通信サービス

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