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テイクオフ:僕は静かな物を見るため…

僕は静かな物を見るため眼をとぢる――。この一文で始まる日本語詩「日曜日式散歩者」は、台湾の詩人水蔭萍(本名楊熾昌)の作品だ。1933年、日本統治時代の台南でモダニズム詩集団「風車詩社」を結成、数多くの日本語詩を残した。

彼らの活動は台湾でもあまり有名ではなかったが、映画監督の黄亞歷氏が偶然見つけた資料をきっかけに、取材と調査を重ねて作った映画「日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち」が台湾で高い評価を得てから、多くの人に知られることとなった。今年日本でも上映され、映画ファンや文学愛好家の間でも話題を集めた。

作品を読むと、日本統治時代に母国語を奪われた若者たちの葛藤が読み取れるよう。それでも新しい文学を生み出そうとした姿勢に心を打たれる。台湾で高齢の日本語話者の方たちと接すると、つい彼らの詩を思い出す。(屋)


関連国・地域: 台湾
関連業種: 社会・事件

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