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電子製品業界、貿易戦争で先行き不安強める

米中貿易摩擦を背景に、香港や中国本土の電子製品業界が先行きに不安感を強めている。13日に香港で開幕した電子製品の見本市「香港秋季電子産品展」では、出展企業が来年初めから貿易摩擦の影響が表れ始めるとの見方を示した。15日付香港経済日報が伝えた。

急速充電器やワイヤレス充電器を主力製品とする香港の天宝国際は「スピーカーなどのワイヤレス化に伴い充電器の需要は高まっているが、貿易摩擦により原料コストや経済に影響が生じている」とコメント。今年の売り上げ見通しについては慎重姿勢を示した。

イヤホンメーカーの東莞市庫珀電子は「新しい取引先からの受注が減っている」と現状を説明。現時点で貿易摩擦が同社に与える影響は軽微にとどまっているが、世界経済が不安定さを増す中、来年初めにも受注に影響が生じ始めると見通した。

モバイルバッテリーを扱う創先国際科技は「貿易摩擦や本土の景気低迷、香港の株安など悪材料が重なり、来年の経済は楽観できない」と強調。リスク軽減に向け、アジアのその他市場を開拓する方針を示した。


関連国・地域: 中国香港米国
関連業種: IT・通信小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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