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警察、大手紙イレブンの記者ら3人逮捕

ミャンマーの警察は10日、地場大手紙イレブンの記者ら3人を逮捕した。容疑は明らかになっていないが、警察は国民に恐怖や不安を与える内容の出版などを禁じる刑法505条(b)への違反を適用しているとみられる。地元メディアは、イレブンが先ごろ掲載したヤンゴン管区政府の事業に関する記事が要因だと報じた。

警官約12人が9日夜、イレブン・メディア・グループ本社を捜索していた。警察は10日午前中に記者のナイ・ミン氏とチョー・ゾー・リン氏、主任記者のピョー・ワイ・ウィン氏の計3人を逮捕した。

イレブンが今月8日にヤンゴン管区政府がスクールバスの購入などの公共事業において不適切な資金運用を行っていると非難する記事を掲載したことが、逮捕の原因とみられている。

今回適用されたとみられる刑法505条(b)について、フロンティア・ミャンマー(電子版)は、「国家に対する犯罪」や「公共の平穏を脅かした」などの曖昧な表現で罪を規定し、当局が報道関係者や政治活動家らの逮捕を安易に行えると指摘している。

イレブンは2016年11月にも、ヤンゴン管区のピョー・ミン・テイン首相が経済界の重鎮から高級腕時計を受け取ったことを示唆する記事を掲載したとして、幹部2人が逮捕され、ネット上の中傷などを禁止する電気通信法第66条(d)項違反で起訴された。

ミャンマーでは昨年12月、イスラム教徒少数民族ロヒンギャ問題を取材していたロイター通信記者2人が国家機密法の容疑で逮捕され、今年9月に禁錮7年の実刑判決を言い渡された。報道の自由侵害が懸念されている。


関連国・地域: ミャンマー
関連業種: メディア・娯楽社会・事件

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