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テイクオフ:「さるかめ合戦」を知っ…

「さるかめ合戦」を知っているだろうか。「さるかに合戦」のカニがカメで、柿がバナナとなっている、フィリピンの民話だ。サルが木に登って実を独り占めするところまでは、基本的に同じ。ただ、因果応報をうたう日本版とは異なり、カメさんがちょっと強すぎる。

カメは策略で木からサルを落とし、大けがを負わせる。そのままサルを殺してしまうと伝えるバージョンもある。仕返しにやってくるのは、サル(またはその仲間)。カメは、「まんじゅうこわい」の要領で「水に投げ込まれて死ぬのが一番恐ろしい」と語り、窮地から脱出、めでたしという話だ。

国民的英雄ホセ・リサール氏は1889年、この2つの話の起源は、フィリピンあるいはインドネシアだろうとの考察を披露している。南方の、原始に近い話。ただ、サルは確かにずるいが、ワイルドカメさん、やり過ぎな気がする。(弘)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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