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スワンナプームのターミナル設計に盗用疑惑

タイの首都バンコク東郊にあるスワンナプーム国際空港の第2旅客ターミナルビルの設計に盗用の疑惑が浮上している。タイ建築家評議会(ACT)は、調査を開始するため、関係者に告発するよう求めている。9月1日付各紙が報じた。

インターネット上では、タイ空港公社(AOT)が実施した第2旅客ターミナルビル設計のコンペティションで採用が決まった著名建築家ドゥアンリット氏の設計は、高知県高岡郡梼原(ゆすはら)町にある「雲の上のギャラリー(梼原木橋ミュージアム)」を盗用したものとの指摘が出ている。

雲の上のギャラリーは、日本の著名建築家の隈研吾氏が設計。刎木(はねぎ)を重ねて橋桁を乗せる構造が特徴。

ACTのタニット会長は事態を受けて開いた記者会見で、正式な告発がない限り、協会には調査を開始する権限がないとして、告発を呼び掛け、「盗用と判明した場合、ドゥアンリット氏の建築家の免許を一時停止し、コンペティションの結果は無効とする」と述べた。

盗用疑惑について、ドゥアンリット氏は否定している。

このコンペティションでは、採用が決まっていたSAグループの設計が手続き上の問題で無効とされ、ドゥアンリット氏の設計が採用されることになった。AOTの手続き上の不備も指摘されており、プラユット首相は8月28日、コンペティションの手続きについて関係機関に調査を命じた。


関連国・地域: タイ日本
関連業種: 建設・不動産運輸マクロ・統計・その他経済

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