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テイクオフ:いつもは陽気なインド人…

いつもは陽気なインド人の知人がふさぎこんでいた。「ネット詐欺にあった」。欲しかったスマホの新古品が広告掲載サイトに安く出されていた。さっそく出品者に連絡し、指定の1万3,000ルピー(約2万円)を送金したところ、その日を境に連絡が取れなくなった。

当地ではネット通販の利用が増えている。調査会社によれば、2020年までに市場規模は現在の2倍に当たる1,000億米ドルに膨らむ可能性がある。ただ景気の良い話ばかりではない。まっとうな販売者に当たれば問題ないが、個人同士のやりとりではトラブルが少なくないという。

詐欺にあった知人は、次に会ったときは笑顔に戻っていた。シャツの袖をまくってぴかぴかの腕時計を見せてくる。「ネットで買った中古品なんだ」。欲しいものを手軽に安く手に入れる。多少のリスクは伴うにせよ、ECへの志向は止めることのできない流れらしい。(成)


関連国・地域: インド
関連業種: 社会・事件

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