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3年で昇進なければ離職検討=1111人力銀行

人材紹介サイト「1111人力銀行」を運営する全球華人が実施したサラリーマンの昇進に関する調査で、台湾のサラリーマンは平均で3年勤めても昇進がない場合に離職を考えることが分かった。

調査は8月1~14日にかけて、インターネットを通じてアンケート形式で実施した。有効回答数は1,072件だった。

「昇進制度は仕事に対するモチベーションと留任に影響を及ぼすか」との質問には、約84%が影響すると答えた。

「何年勤めて昇進がなければ離職を考えるか」との問いでは、「2~3年」が28.6%で最多。以下「昇進は離職に影響しない」(21.9%)、「1~2年」(14.3%)、「3~4年」(14.1%)、「4~5年」(10.5%)と続き、平均3年で離職を考えることが浮き彫りになった。

全球華人公共事務部及職涯発展中心の李大華総経理は、「台湾は全体の97.7%に当たる140万社が中小企業で、うち70%が従業員数5人以下の零細企業。元々1人でいくつもの役割を担っており、転職するか起業して自分が社長になるほか、企業内部で昇進の機会はほとんどない」と指摘した。

李総経理はさらに、「3年も同じ職場にいれば、基本的に現在の仕事は一通り把握できる。そこから昇進を考えた時に、企業が公開で透明な昇進基準を備えていれば、仕事のモチベーションにもつながる。一方で、基準があいまいで、上司の好みに左右するのであれば、自身の成長を試そうと他の職場を探す考えが浮かぶだろう」との見方を示した。

業界別の昇進状況をみると、昇進速度が最も速いのは金融業で、平均約2年とする一方、最も遅いのは貿易・流通業で、平均4.8年だった。

李総経理は、「金融業は企業規模が比較的大きく、組織機構も整備されている。毎年一定の考査期間を設けており、昇進制度の透明度が高い。金融関連のライセンス取得や業績達成が昇進に結び付きやすい」と語った。


関連国・地域: 台湾
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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