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「ベトナムM&Aフォーラム2018」開催

ベトナム国内の合併・買収(M&A)をテーマとする「M&Aフォーラム」が8日、ホーチミン市で開かれた。今年で10周年を迎えた同フォーラムのテーマは「新時代への突入」。ブオン・ディン・フエ副首相やグエン・チー・ズン計画投資相らが出席した。

フエ副首相はあいさつで、節目の年を迎えたM&Aの新時代の幕開けを宣言。国内外の投資家に向け「政府として、安定した経済成長をサポートしていく」とメッセージを送った。この10年間のM&A取引総額はおよそ500億米ドル(約5兆5,533億円)に達した。特に過去最高を記録した昨年は102億米ドルに上り、タイ・ビバレッジによる国営ビール大手サイゴン・ビア・アルコール飲料総公社(サベコ)の買収が大きかったと振り返った。政府として、ベトナムの経済成長にM&Aや外国直接投資(FDI)が重要な役割を担っていると話した。

ベトナム政府が目指す重要分野として、(1)銀行・金融(2)国営企業(3)公共投資(4)財政の健全化(5)公共行政機関の5つを挙げた。国営ベトナム農業地方開発銀行(アグリバンク)が来年、新規株式公開(IPO)を実施する予定だと明らかにした。また、大手銀行が民間企業に対する出資比率を引き上げる意向があるとされる。

国営企業の再編については、2020年までに127社を株式化する方針を示した。また、今年9月に国家資産と資本の管理に関する新たな法律を制定すると述べた。

会計事務所KPMGベトナム・カンボジアの社長兼最高経営責任者(CEO)のウォーリック・クリーン氏による「10年の振り返り」スピーチを受け、フエ副首相やズン計画投資相らゲストスピーカーを交えパネルディスカッションが開かれた。続く、第2セッションでは「1億人市場の魅力」、第3セッションでは「画期的なM&A戦略」と題し、有識者による討論会を開いた。

「ベトナムM&Aフォーラム2018」のオープニングセッションで政策を語るブオン・ディン・フエ副首相=8日、ホーチミン市

「ベトナムM&Aフォーラム2018」のオープニングセッションで政策を語るブオン・ディン・フエ副首相=8日、ホーチミン市


関連国・地域: ベトナム
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

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