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テイクオフ:タイでは雨期が本格化し…

タイでは雨期が本格化し、仏僧たちは寺にこもって修行に励む安居に入った。これから3カ月、ひたすら経典を読み唱える日々が続く。

安居入りの日、バンコクの寺を訪れた。僧侶の説教が終わると、人々は競ってかごに詰めた品々を寄進する。寺ごもりの支援という、徳を積むには絶好の日だ。コーヒー、ジュース、菓子、缶詰、薬、トイレットペーパー。ほかに何か細長いものがある。近寄ってみると、蛍光灯だった。

読書に役立つ光をもたらす品は、寄進に欠かせないのだろう。若い僧侶の友人を持つタイ人に聞いてもらったら、昔は安居の寄進と言えばろうそくだったし、今でも厳格な寺では電気はあまり使われず、僧侶は暗いろうそくの光で生活するそうだ。視力を損なわないためにも、遠慮なく明るい文明の利器を使えばいい。それが仏教の末永い隆盛につながる気がする。(範)


関連国・地域: タイ
関連業種: 社会・事件

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