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テイクオフ:いつもは穏やかに迎える…

いつもは穏やかに迎えるはずの週末が、一転して慌ただしい時間に変わった。ファウンドリー世界最大手のTSMCの工場が、コンピューターウイルスに襲われる事態が発生。日曜日に開いた地元紙には、同社初というウイルス感染事件と、その被害額を伝える見出しが躍った。

ウイルス対策では万全の体制を期していると思われただけに、台湾企業に与えた影響は大きい。TSMCの動きを伝えるニュースに、こちらも目が離せず、生産ラインが全面復旧した6日の夕刻には、魏哲家総裁自らがメディアの前で説明を行った。

創業者で、「半導体の父」と称された張忠謀氏が引退して2カ月。新執行部となって初の大きなニュースが、身代金要求型のウイルス感染だったのはやや意外。とはいえ情報セキュリティーの問題については、企業の規模は関係ないことを改めて思い知らされた事件でもあった。(優)


関連国・地域: 台湾
関連業種: 社会・事件

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