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豪国内線で運航中止増加、パイロット不足で

オーストラリアで2017年に運航中止となった国内便数が、1万808件と全便の1.9%を占め、長期平均の1.4%から増加していることが、インフラ・運輸・地域経済局(BITRE)の調べで分かった。天候などの要因のほか、パイロット不足が問題となっている。中東や中国でパイロット需要が拡大しており、高給を求めるオーストラリア人パイロットが海外へ流出しているという。地方便でのパイロット不足が深刻だ。公共放送ABCが伝えた。

地方航空リージョナル・エクスプレス(REX)は、パイロット不足で今後、複数の路線を廃止する可能性があるとしている。

北部準州の地方航空チャートエアーは、パイロットとして必要な最低条件を満たす人材が不足しており、地方路線の1つで廃止を決めた。西オーストラリア(WA)州の航空学校では、パイロット不足は将来の教官不足を意味していると懸念している。

カンタスは、2015年までの7年間に新規パイロット採用を控えていたが、将来の不足が予想されることから16年から採用を再開し、これまで600人を新規採用した。年内には新たに350人を追加採用する。

■「発着制限の運用見直しを」

キャンベラ空港の運営会社は、生産性委員会が行う航空規制の見直しについて提出した意見書の中で、シドニー空港に課された午後11時~翌朝6時の発着禁止について、シドニー発着便の遅延を招いているとし、運用の見直しを求めている。キャンベラ空港は、シドニー空港を競合としているものの、シドニー発着便の遅れにより結果としてキャンベラ空港にも悪影響がもたらされているとしている。生産性委員会の報告書草案は、来年前半に連邦政府に提出される予定だ。

■第2滑走路建設はWAを刺激

WA州の地場産業団体は、パース空港が計画する第2滑走路の建設について、同州経済を底上げすると支持を表明している。同空港は、平日朝と夕方に処理能力の限界近くまで飛行機の離着陸を扱っており、滑走路の増設によるパース便の増便が産業界から望まれている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 運輸雇用・労務

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